家計簿Q&A


家計簿について、「レッツ家計簿」の活動や、会員同士のやりとりの中で出てきた質問と、家計グループのメンバーからの回答をまとめました。

Q&Aに関しては、随時内容を追加していきます。


家計簿記帳全般


質問:

月ごとに予算がありますが、予算が残った金額は、どうやって確認すればいいの?

 

答え:

予算は年間で考えるので、たくさん使う月もあれば、あまり使わない月もあります。月集計と共に、年集計を見ると、今年あとどれくらい予算が残っているかわかります。kakei+では、集計表の上で「月集計」「年集計」「収支年計」「複数年集計」を選ぶようになっていて、すぐに確認することができます。

 

質問:

毎月かけている保険が、kakei+で集計表の「預貯金および保険」欄に表示されない。

 

答え:

保険の支払を入力する時に、記帳(口座)の費目を「口座の動き」ではなく、「貯蓄」「保険」「投資」の「保険」を選択すると、預貯金および保険欄の保険に反映されます。「口座の動き」としていても、その口座の残高は増加するので、収支差引金額に反映されています。特に毎月の保険や積立など、貯蓄目的で考える時に、預貯金および保険欄に反映するように「貯蓄」「保険」「投資」を使うと考えます。

 

質問:

個人年金が満期になって戻ってきたときの記入は、収入でいいの?

 

答え:

個人年金は自分が貯蓄してきたお金ですから、戻ってきたときは収入でなく、お金の移動です。個人年金の口座は、口座簿に作ってますか?もしまだでしたら、個人年金口座を作ってください。自分で積み立ててきたお金ですから、個人年金口座から、振り込まれた口座へのお金の移動と記帳します。Kakei+では記帳(口座)の「口座の動き」と記帳します。利息分は収入です。

積立金や財形貯蓄など、預金する・満期金が払戻しになるなど、その通りに記帳します。お金はどこからも湧いてきません。預金なのか、支払いなのか、お金の移動を明確に。

 

質問:

年金がまとめて入りました。今まで年金を払ってきたので、預金の受け取り?

 

答え:公的年金は、収入です。公的年金の支払いは社会保険費の支出です。長生きすると受け取れますが、死んだ時点で受け取ることができなくなりますので、預金とは違います。

質問:

クレジットカードで購入した時は、銀行からの引き落とし月が2か月ずれています。記帳のしかたは?

 

答え:

クレジットカードで購入した日に、クレジットカードからの支出に記帳します。2か月後に銀行からクレジットカードにお金が移動した日に、記帳(口座)、口座の動きで記帳します。必ず実際の残高に合わせて、ありのままを記帳します。


質問: 子供のSuicaの引き落としは?

 

答え:

子供の交通費としてSuica代が引き落とされた時や手渡しした時に、その日付で教育費の交通費として記帳、ジュースを買っていても、後追いしない。

 


質問: 

合計2600円の買い物を、ポイントで1200円、現金で1400円支払ったときは?

 

答え:

紙の家計簿の場合、1200円のポイント分を収入欄にポイント1200円と記帳して、当座帳にも入金欄に1200円と記帳。当座帳出金欄に2600円の買い物の支出を記帳し、そのまま家計簿に転記。

 

Kakei+の場合は、当座帳で支出として2600円の買い物を出金元「現金」からで記帳し、さらに収入として入金先「現金」で1200円を費目「雑収入」項目「ポイント」にして記帳します。どちらも場合も、これで、当座帳の現金残高が合います。

 

 


質問:

植物性ホイップクリームの費目は何ですか?

 

お答え:「副食物費」の「その他」です。

 


質問: 

使わなくなった通帳はどれくらい保管しておけばよいでしょうか。

 

 

答え:

5年間くらいでしょうか。相続などで銀行の記録が必要になった時は、銀行が10年遡って記録を発行してくれることもあり、長期保存は不要。新しい通帳に引き継いだ後は、自分の記録として必要な範囲で保管すればよい。処分はハサミを入れるなど厳重注意を。


質問:

 

夫が入院後、介護施設に入所しました。入院費を支払い、毎月介護施設の利用料を支払っていかねばなりません。生命保険(掛け捨て)をかけており、近々この生命保険からいくらかは戻ってきます。これらはどのように記帳したらよいでしょう。(5月21日(金)レッツ家計簿で)

 

答え:

  • 入院費➡保険衛生費の医療費
  • 介護施設利用料➡医療費
  • 生命保険(掛け捨て)の保険料支払い➡特別費
  • 生命保険の給付金➡その他収入
  • 入院費の高額医療の戻り金➡医療費からマイナスの支出 

※口座から出金や入金があった日に記帳します


kakei+に関するQ&A


質問:検索はどうしたらよいですか?

 

答え:

  • 当座帳を開いて、上の検索をクリック。見たい内訳や、口座などで検索できる
  • スマホの場合は、当座帳の左上の三本線から当座帳、検索をクリック

【便利な裏ワザ】

 

備考欄に書かれた文字でも検索できて、一覧にして見ることができます!

 

◎子ども一人ずつの教育費を分けて見たい場合

 

記帳する時:T君の支出を記帳する時に、備考欄に「T」と記入しておく

検索は、

①「備考欄」に「T」

②調べたい期間を入力

③「検索」するとその期間内のT君の教育費が一覧で表示されます

 

家族の保健衛生費を、それぞれの名前ごとに一覧にしたいときにも便利です!

 

(kakei+の左側「お知らせ」から【kakei+通信Vol.20】で詳しく紹介) 


質問:

年の途中で紙の家計簿からkakei+に移行する場合は?

 

答え:

  • それまでの紙の家計簿の集計から、月ごとの費目の金額をまとめて入力する
  • 新規に口座を作り、名前を「仮口座」とする
  • 紙の家計簿の集計に間違いがないかよく確認しておく
  • kakei+のそれぞれの月の最終日(または1日)に収入支出を記帳する
    • 収入は「入金先」を「仮口座」で記帳する
    • 支出は、費目合計を「出金元」は「仮口座」で記帳する
  • 作った口座は削除できないので、並び替えて最終行に下げるなどする(名前を変更して再利用できる)

 

(kakei+の左側「お知らせ」から【kakei+通信Vol.23】で詳しく説明)


質問:

kakei+を使っています。光熱費の使用量をまとめて見る方法はありますか?(5月21日(金)レッツ家計簿で)

 

答え:

①kakei+のホーム画面から「当座帳」を開き、上段の 検索 を選びます。

②記帳タイプ「支出」、費目「光熱費」、項目「電気」

③調べたい期間を 期間 「開始日」~「終了日」を選び、 検索する をクリック (出てきた検索結果は、金額のみで使用量は見えません)

④ページの一番下のCSVエクスポート のボタンをクリックすると、Excelファイルがダウンロードされ、表を開くと一覧で入力した使用量が見られます

 

光熱費の使用量をまとめて見る方法については、大阪友の会が作成した動画にわかりやすく説明されています。ぜひご覧ください。 動画はkakei+のページの下の方に掲載されています。