5月例会が行われました。
(5月6日(木)参加者64名)
緊急事態宣言の下、全員オンラインで自宅からの参加でした。
読書感想:羽仁もと子著作集16巻「みどりごの心」
Yさん(60才代)
30年前に「みどりごの心」を読んだ時のことを思い出した。一つ一つの内容に心当たりがあり、先輩方のお話を聞いて生活が変わった。3人の子どもたちの声に耳を傾け、食卓も変わっていった。あれから30年。今も友の会と著作集の読書は私の身近にある。これからも愛と忍耐をもって、時には新人の気持ちに立ちもどって暮らしてゆきたい。
Tさん (40才代)
最寄でも感想を聞き合ったが、先輩方の深い感想に感動するばかりだった。大先輩のKさんから「家計簿がつけられたり、料理が上手になるだけで満足しては羽仁先生が悲しむわよ。友の会は、1日を感謝して過ごす謙虚な気持ちが育つところ」と教えられた。苦手で嫌いな家事だが、子どもたちの育ちやすい家庭を築きたいと思って友の会に参加している。
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私たちは著作集を読んで感想を話し合う時間をとても大切にしています。著作集に触れて感想を話し合う事で毎日の生活への思いが変わってゆきます。
食事記録が始まりました
友の会では毎年5月に一斉に3日間の食事記録をします。連続した三日間、朝食、昼食、夕食、おやつなど、その日食べたものを量まで全て記録して、自分の年齢の目安の食事量と比較し、栄養計算もして、健康のために適切な食事が取れているかを確認します。
たったの三日間とはいえ、これがなかなかの作業です。ただ、会員が皆同じ時期に励ましあいながら実施し、その後お互いの食事記録を見あうことで、その後の食事の改善につなげるという目標があるので、皆で頑張って励んでいます。
例会では食事記録の説明がありましたが、
- 塩分量に気をつける
- 魚(N-3やV.D)を意識して取り入れる
など、「テーマを決めて取り組む」ことの大切さのお話がありました。どの料理にも必ず含まれる塩分(かくれ塩分)に気をつけないとあっという間に摂りすぎになってしまうというお話や、楽に取り組むためのお魚の応援レシピ紹介や、蒸し鶏と野菜のレシピ紹介などもありました。
左から、サンマのポアレ、さわらの長ネギ蒸し、さわらの幽庵焼き、青魚のチリソースがけ、サンマご飯。どれもN−3が豊富に取れる調理例です。美味しそうですね♪