7月3日（土）出席者63名
7月は職業を持つ会員の参加を願って土曜日の開催でした。
読書感想：「家事整理の根本」1.仕事の予定 2.時間の予定 （羽仁もと子著作集『家事家計編』より）
感想：
Kさん30代
仕事の予定、時間の予定、どちらも意識すべきと感じた。
食事については1週間分の献立を立てて食材の買い物、冷凍食材の解凍を前もって行うことで夜の時間に余裕ができた。また、今年は時間のついたスケジュール帳を購入し、休みの日の時間の使い方なども意識するようにしている。一日の段取りを考えながら過ごすことができるようになってきた。
Sさん50代
結婚当初から週末の予定、ボーナスの使い方など事前に確認する夫のやり方を、窮屈に感じていた。しかし、今日の読書を通して夫の言っていることだと思い当たった。子育て中は先の見通しどころか明日を迎える準備で精一杯という日々だったが、著作集に「人手が足りなくても予定した仕事がやりきれなくても予定を立てている家庭は遠からず良くなる」という羽仁先生の励ましの言葉を見つけた。足らなくても予定を考え、余裕のある毎日を目指したい。
Hさん60代
「家計の予算と、家事の予定」はどちらも大切な家庭生活の両輪。
羽仁先生は昭和初期の時代にすでに、小さな家庭の健全な生活が周りの人たちにも良い影響を与えて鎖のようにつながっていくこと。そして家庭の主婦も大切な時間をどう社会に差し出せるようになるかを考えるようにと願って下さっていた。
私たちは著作集を読んで感想を話し合う時間をとても大切にしています。著作集に触れて感想を話し合う事で毎日の生活への思いが変わってゆきます。
職業組の紹介
30代～70代の8名。7名がフルタイム勤務。5名が教育費の支出のある家庭。
1学期は家計の予算と実際を見合い、食事記録、住の悩みについて食グループ、住グループのメンバーに相談しながら勉強した。その結果、食事記録に3名が初めて参加、キッチンのシンクがピカピカに、布巾も白くなったとの報告も寄せられた。家計簿は全員が記帳している。月1回メンバーの都合の良い日を聞き合って日程を組み、今はZoomで集まっている。
最寄の生活勉強から 久我山最寄
食費調べ：金額だけでなく、感想を照らし合う事でお互いの生活が見えてくる。
食の勉強：魚の献立に苦労しているという若い会員の悩みに応えて「鯖のカレー揚げ」を
共通献立にした。全員が夕食のメニューに加え、感想を話し合った。
また、食グループ紹介の「鯖そぼろ」をLINEビデオの最寄会で実習した。
プラスチックフリーの取り組み：昨年度から続けている。講習会などにも参加し、取り組み
方を模索中。
家計報告パンフレット解説
私たち友の会では全国の会員が1年間記帳した家計簿の決算を集計し、全体、地域ごと、年代ごとに各費目の傾向をパンフレットにまとめています。
個々の費目についての説明。特にコロナ禍の影響と思われる変化として、食費、住居家具費の金額が増額となり、金額の大きな支出が抑えられた。また、光熱費は金額としては増えていないが、実質の使用料は増えていた。
コロナによる想定外の事態に、予算の意味、その有難さや大切さを改めて感じた一年だった。また、個々の家庭生活・家計簿が、社会との密接に関わっていることを痛感した一年でもあった。私たちの個々のデータが纏められたこのパンフレットにより、世の中に何が起こったか、私たちはそれにどう対処して生活したかを考察し、今後の予算生活に活かしていただければと思う。また、社会は豊富にと願う生活姿勢を自分たちだけのものにせず、家計簿を以て、外へも発信していきたい。
南関東部高年の集まり報告
私たちは、高年会員がこれまで積み上げてきた知恵と技術を礎に、友の会員としてそれぞれのペースで生き生きと参加してくださることを願っています。
Zoom開催、参加者341名、東京第三友の会より13名出席。
3年間の会員の年代の推移、高年の集まりで取り上げたい課題、高年会員による「くらしと家計」の実例の紹介などがあり、最後に「友の会は卒業のない学校。人との交わりをとおして自己を高めていきたい」と締めくくられたことを報告。
全国子ども研究会報告
友の会の活動の大きな柱の一つに、子どもの健やかな成長と自立を支える活動があります。
Zoom開催、参加者541名。第三友の会より2名出席。「子どもの笑顔が溢れる社会に」と題して、様々な取り組みが紹介された。（詳しくは『婦人之友』8月号「友の会ニュース」をご覧ください。）
子どもの時間
その他
会員専用ショップ開店のお知らせ 他