1月22日(土)の午後、子どもグループによる毎年恒例の「おこづかいの会」が開催されました。今年は昨年と同様、オンラインで行われました。当日は小学生8人、幼稚園生2人が参加してくれました。
事前に子どもグループより申し込みをしてくれたお子さんへ、おこづかい帳(婦人之友社発行「小学生のこづかい帳」)の1ページをコピーしたものと、お買い物カードが送られました。子どもたちはお買い物カードを切り取って当日に備えて準備。
当日はまずスタッフが自己紹介をした後、参加してくれたお子さん一人一人に自己紹介をしてもらいました。
「お年玉を何に使いましたか?」という質問には、「シール」「ゲーム」などといったものが出てきましたが、一番多かったのは「貯金」でした。また、「お金ってなんだと思う?」という、少し難しい質問にも、高学年の参加者が、「生きていくのになくてはならないもの」など、しっかりと答えていました。
スタッフNさんより、ご自身が大学生だった時のお金の使い方の失敗についても紹介があり、みんな一生懸命聞いてました。
お子さんたちの中にはなじみのない子もいるため、お買い物カードの中にあった、「ユニセフ」についてスタッフから説明しました。
その後お買い物カードを使って買いたい商品を選び、おこづかい帳に記入。何を買うか悩んでいた子もいましたが、みんな上手にお買い物ができました。
また、すでにおこづかい帳をつけている、小学5年生のSさんが、おこづかい帳をつけていてよかったこと、困ったことなどを話してくれました。これからおこづかい帳をつけようとしている参加者のみんなの参考になりました。
参加者からの質問では、「図書券はどうしたらいいですか?」という質問が。大人の家計簿の場合は、「金券」として現金とは別に扱いますが、子どもの場合は現金と同じように記入しておき、枠の外に図書券であること、また、使ったらいくら分を図書券で使ったかを書いておくのがいいのでは、ということになりました。
おこづかいの会を通して、たくさんのお子さんがお金について真剣に考えてくれました。