2月5日(土)に、第三友の会住グループによる、初めてのオンライン勉強会(友の会会員限定開催)が行われました。
情報化時代、デジタルやオンラインが普及してきているものの、まだまだ家に入り込んでくる紙の書類の量はとても多いですよね。そんな書類整理に頭を悩ませている会員も多く、26名の参加者がありました。土曜日の開催ということもあり、職業組の会員も参加しました。
整理・収納・片付け
書類整理に限ったことではないですが、家を整えるときのポイント3つ、整理・収納・片付けについての説明がありました。
まず最初に取り掛かりたいのは「整理」。不必要なものを取り除くことで、これをしないと、いくら片付けても整った家にはなりません。不必要なものを取り除いてから初めて「収納」に取り掛かります。自分がいなくても、他の家族がどこに何があるかがわかるように、使っているものを使いやすい状態にしておくことが大切です。
そして日々の「片付け」。持ち物の置き場所がわかったら、使ったものを「元に戻す」。これを習慣づけないと、部屋にはいつもものが出たままです。
書類の整理
次にいよいよ書類についてですが、これも上の、「不要なものを取り除く」「置き場所を決める」「元に戻す」の原則に照らし合わせて整理していきます。
書類はどんどん溜まっていきますので、特に最初の2点が大切。すぐに処分できるレシートや郵便物はどんどん整理して、それ以外は「一時保管」「長期保管」に分けて、いらなくなったらすぐに整理できるようにしておくことが大切ですね。
勉強会では、書類の処分の見極め方、長期、一時保存のファイルの分け方など、すぐに使えるアイデアがたくさん紹介されました。
分類の仕方は、「住のこと」のページに詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
保険関連の書類は、必要な時にさっと取り出せるように人別に分類。
この他に、
- 整理に困る年賀状の保管の仕方
- エンディングノートをつけて家庭内の情報や自分の希望をしっかり家族に伝える準備を
- 高年になり医療費がかかるようになった会員の確定申告への備えのこと
などなど、年賀状など思い出の整理の仕方や、元気なうちにあらかじめ準備していればその時になって慌てないで済むことも教えてもらいました。
また紙はどんなに整理してもやはりかさばるもの。最近の便利なデジタルツールを上手に活用している会員の例も紹介されました。
参加者からの質問
参加者からの質問は、アルバム、写真の整理について。
- 同じような写真が数枚ある時は一番良いものを残してあとは処分する
- スキャンしてデジタル化し、紙焼きでは残さない
などの回答がありました。
大量に写真が残せる時代。参加者から、ご主人のお葬式の際、ご主人と参列してくださった方の関係がわかる写真をパワーポイントにまとめて、会場で流したところ、参列してくださった方から大変好評だったとのこと。溜め込んでしまわずに、思い出を共有できる工夫をすると、撮った写真が生きてきますね。
紙類には捨てどきがあります。賞味期限を意識して書類と向き合うことが大切。
そして片付けには気力・体力・決断力が必要。忙しい日々を過ごしていると思いますが、今日から、一つからでもできることを始めて、明日は少し整った暮らしを迎えてみませんか?