3月1日(火)10時~
参加者68名
讃美歌 338番
読書感想 著作集19巻『友への手紙』より「春遠からじ」
Iさん 80代
一人暮らしの生活となり、一日会話も無く、このままではいけないと思う中、散歩に行く公園で体操しているグループと巡り合った。今は折々の四季を感じながら体を動かし、ちょっとした会話を楽しむのが毎朝の日課となっている。
羽仁先生は「生ぬるい心を持たず、傍観的態度を捨てて、この厳しい冬中を自覚しよう。人間世界の春の訪れは徹底的に求めずして工夫せず、努力せずに与えられることは無い」と言われている。シニアの暮らしをテーマにした家事家計勉強会では体操の仲間をお誘いし、お客様としてつながっている。会員数減少の中、組織の見直しも課題。皆さんと助け合って一歩一歩努力を重ね、この厳しい友の会に春を迎えられるよう心を合わせてゆきたい。
Iさん40代
つらい時期を耐え抜けば、幸せな時が必ず来るというメッセージに現在の新型コロナウィルス蔓延の現状と重ねてしまう。コロナ禍の生活も2年となった。できないことが多くを占める中、できることに一生けん命になるのが人だと思う。真っ暗なトンネルが薄暗いトンネルへと少し希望が見えてきたと感じる。「春遠からじ」春の兆しを感じるのはそれぞれの心持かもしれない。天力を信じて、勇みつつ、感謝しつつ、私に与えられている人力を発揮したいと思った。
総リーダーHさん60代
今年の「春遠からじ」の読書は私にとってこれまでと全く重みの違うものとなった。冬季オリンピックの感動の冷めやらぬうちに、今また新しい戦争が始まってしまった。力を持つものが責任を正しく果たさないと被害は力の小さなものが担わされる。私たちはキチンと声を上げなくてはならない。終戦3年後に書かれた著作の中で羽仁先生は、「戦争に反対できなかった日本人の一人として免れることのできない責任をもって真剣に苦しみたい。そのうえで春を待ち、多くの同志と共にこの世の中を明るくしてゆくことに切に努めよう。」と書かれている。
私事だが、以前勤めていた幼児教室のお母さまからお手紙をいただいた。当時育児に悩むお母さん方の助けになりたいと羽仁先生の幼児教育や子育ての考えを毎週配布するプリントの保護者あての付箋に書き添えていた。その付箋を今も大切にしてくださっているとのこと。退職後5年たった今、友の会を知らない人から友の会の存在価値を知らされ、勇気をいただいた。
1年を歩んで
三鷹第二最寄リーダー Hさん
在会30年になるが、うち20年間は仕事を持ち、可能な範囲で参加してきた。三鷹第二最寄は私以外の7名が仕事を持ち、土曜日に集まっている。仕事を持ちながら友の会に連なる方の気持ちに添いたいと思って最寄リーダーを引き受けた。たとえ毎月参加できなくても、ここに生活を営む基本のよりどころがあると思えるのはうれしいこと。たゆまぬ積み重ねが、家事家計勉強会につながった。これからは増々仕事や介護、そのほかの様々な時間の制約の中で友の会に参加する人が増えるであろうが、大切にしたいこの会を会員の元気が出る場所にしてゆく工夫を考えあってゆきたい。
公共委員
私が公共という言葉を意識した最初は、入会の時の会費「われらの公共費」だった。今年度第三の公共活動をきちんと捉えて心をこめて務めたいと思って取り組んできた。
外部の方へも活動を知っていただけるようにブログにも掲載、またHPに公共のページを新設していただけたことが、今年度一番のトピックスだった。
一人では小さいことも、友の会として大きな公共活動へとできることを、献品のみなさまのお働きから特に感じた一年だった。改めて「愛と協力のある平和な社会の実現」を願っての思いをつないでゆきたいと思う。
ウェブ担当常任委員
ウェブ担当常任という新設のお役に付き、取り組んだ一年だった。活動を通して多くのの皆さんの実際の活動に触れ、関わることができたことは大きな恵みだった。今後はこれらをどのように効果的に発信してゆくか、同時に会員の皆さんにも、もっとオンラインを活用していただくためにはどうしたらよいのか。まだまだ課題満載だ。活動の時間や場所の制約が自由になるオンラインの利点は、仕事や子育てに忙しい若い会員、親の介護などで自宅を離れる会員と活動を共にするためにとても有効である。一方で、これまでのように会員同士の絆が深まる対面の活動の再開も待たれる。今後は新しく手に入れたオンラインという活動方法も上手に取り入れながら友の会がさらに発展していってほしいと願っている。
総リーダー
今年度のテーマは「最寄の交わりからの信頼と学び、90年の嗣業を明日への希望に繋げていきましょう」とした。昨年度私たちは人との交わりの大切さを改めて学んだ。
会えなくても最寄の交わりを消さずに、90年培われてきた知恵と思想を次の世代に渡してゆきたいと願った。昨年度より第三友の会はオンラインへの取り組みを強化、今年度は最寄やグループの勉強や外への発信にオンラインを利用し、利用できない会員には電話や手紙、配布物をお届けすることで繋がってゆこうと考えた。5月の全国大会を皮切りに、中央部、南関東部の集まりもオンラインで次々に開催された。第三でも家事家計勉強会、各種勉強会がオンラインで開催され、厳しい状況の中でもしっかりと取り組んできた生活勉強の成果が発信された。私自身これまで様々なお役を受け、どの体験も私にとって大きな学びであったが、「人の話を聞く」ことを求められる総リーダーは最も困難なお役だった。どんな時も支えてくださった皆様に感謝したい。
最寄リーダ―会報告
2月8日、第2回最寄リーダー会を開催しました。今年度の歩みを振り返るとともに、次年度の最寄運営の課題の共有、最寄リーダーの視点から第三の組織を話し合う、内容の濃い集まりを持つことができました。
家事家計勉強会三鷹エリアの実例紹介
昨年11月に行われた三鷹エリアによる家事家計勉強会の内容から、フルタイムの仕事を持つ若い会員の手早く豊かな食事作りの工夫を抜粋して紹介しました。
住グループ勉強会報告
家計報告集計から
2021年の第三友の会会員の家計簿記帳の現状と、家計報告を集計した結果の報告がありました。家計簿記帳を通して我が家の収支を具体的に把握することが大切です。今年提出できなかった人も是非あきらめずに続けてほしいと思います。
子どもグループ
【乳幼児グループ】
3月開催のお知らせ
【母の集まり】
2月22日開催。
子育ての悩みなど先輩会員の経験など聞きながら、自由に話し合いました。
食費調べ
私たちは毎月の家計集計から食費だけを報告し合い、家計簿記帳の励みにしています。
桜最寄からオンラインで食費の数字を最寄内で共有する工夫について紹介がありました。
その他
会員報告 2021年度まとめ