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5月例会のご報告

5月10日(火)オンライン

10:00-12:00

参加者 65名

讃美歌 122番

 

 

 

 


読書感想 著作集19巻『友への手紙』より「私の家庭観」


今月の読書は全国友の会大会でお知らせのあった「友への手紙」から「私の家庭観」を皆と読んだ上で出席したいという総リーダーの願いが込められています。

 

Mさん 40代

本日の読書から「結婚しない人でも子のない人でも父なる神との純真無比な親子関係を保っていれば、さまざまの道と立場によって、肉親ならぬ多くの同胞と真の親しみを交換することができます」という所が心に響いた。これを書かれた74年後の今は、結婚しない人、結婚をしても子どもを持たない選択、各家庭における子どもの人数、などなど、それぞれの人が生きる道を歩むことが許されていますが、この文章が書かれた当時は、今よりは、働き方も含めて自由がまだ少なかったのではないのかなと想像すると、この一節のように、個人の生き方を決めつけない羽仁もと子先生の言葉の選び方が時代を経ても、著作集に時代を感じさせない理由の一つと感じた。

また、私たち一人ひとりが「神の子」であり、その子どもである私自身が「どこまでも感謝をして、自分の長ずるところをもって他を補い、他人の長所には非常に気を付けて助けられ、学びとる」ことをこれからも大切にしていきたい。神の子である以上、まずは自分自身を大切にすることが大事なことであると気づいた。第三の皆さんも今一度、自分自身を大切にされているか、「神の子」として、やさしく見つめてみてほしいと願う。

 

Mさん 80代

昭和23年に書かれたこの箇所は、日本中が敗戦の混乱から立ち上がり復興を目指していたころです。戦前の封建的な制度と戦後の新しい風が吹く中で、自分自身はどう生きるべきか親世代は、真剣に考えていたと思う。

世の中が、自分の事で精一杯な時代に、先生のあまりにも大きな視点からの「家庭観」に感服した。

「今の世界の舞台を見れば「鉄のカーテン」で大きく二つに分かれている。またその上でその中で、いかに多くの争いの、毎日毎日人の世につづけられ、つくり出されていることか。天は高く空は広く、春の海は静かである。 しかしながら人の世は積り積った汚穢にみちて、目もあてられぬ心地がする。」…と書かれてあり、このことばは、現在にもつながることば。世界の平和を願う切実な思いは,ひとりひとりの家族を通して世の中を見ていこうとする注意深さも大事なことだと思わされた。社会の一番小さな単位である家庭、家族を今一度見直してみたい。

 

総リーダーNさん 60代

今日の読書から、神と人とのもっとも大いなる協力とも書かれ全てのものが守られ愛されて活かされている世界を想像し感謝の心と神の求められる人としての生き方働き方をしているか問われている。それは先生の願う家庭にも通じると思う。若い頃は心も未熟で家庭生活も私的なものと考えていた。そのような時、かけがえのない親戚を失う経験をから、命には限りがあること、何気ない日常を家族で共に過ごす時間が大切に思えた。そのため夫の転勤にはいつも家族一緒に移動するようにした。

 

先生は一方で「家庭は気楽な生活所避難場でなく清き泉の源となってこの社会を高めていくためにある」と書かれている。昨年からありがたいことに夫が料理や掃除の一部を受け持ち助けられている。家計も夫と話し合っているが2人でkakei +をつけることが小さな夢。小さい家庭の経営はこの天地のごとくに科学的に合理的に美しくひとつひとつの存在に秩序と連絡がなくてはならないと先生はさらに良い家庭経営をめざすよう促されている。家庭の温かさとつながりの中で改めてお互いの存在を尊敬しあう関係をつくり信頼しあい清き泉の源となるよう協力して日々の生活を楽しみながら励んでいきたい。


全国友の会 大会


〈大会主題〉「家庭から社会へ 愛と協力により新たな道を拓く」

 

全国友の会大会日程は1日目5月18日自由学園講堂、2日目5月19日1教育会館一ッ橋ホールで対面とオンラインの同時開催ハイブリッドで2日間にわたり開かれます。

 

対面とオンラインでの出席者、実務者の紹介がありました。


食事記録をつけましょう


5月の連続3日間、何をどれだけ食べたかを記録して、栄養計算をしています。わが家の食生活の実際を知って家族の健康を守りましょう。食事記録は年に一度の健康診断。毎年の継続することで、食べ方を見つめ続けることが家族の健康の第一歩です。

今年度の食グループの提案

 

○青菜→切り干し→豆→ゴマ→ひじき→人参→青魚 と憶えて毎日の献立に取り入れましょう。

○ご飯を食べよう

お米の炭水化物の糖質は、大事なエネルギー源。脳を活性化します。

 

 

 

今年は食事記録のフォローとして、写真で記録するシートも用意しました。写真を貼り付けて、その日に食べた食材に〇を書き込みます。自分の目安の量を書き込める欄もありますので食事内容を意識できるようになっています。これはあくまでも食事記録をフォローする資料ですが、記録がなかなかできないという人も参加できるものなのでぜひ利用してください。


その他の活動・報告


〈子どもの活動について〉

・生活団の今後のこと

・母の集まり

 

〈その他のプログラム〉

・2022年度活動予定

・予算の承認

・各種お知らせ

 

会員の皆さんは会員専用ページから5月例会の様子をYouTubeで視聴できます。

友の会の活動にご興味のある方はお問い合わせページからお問い合わせください。